「牛タンの日っていつ?」「なぜ9月10日なの?」と気になったことはありませんか?
牛タンの日は毎年9月10日。
「ぎゅう(9)・たん=ten(10)」という語呂合わせにちなんだ記念日です。
仙台牛たん振興会では、正式に「牛たんの日」と表記しており、毎年9月10日に仙台名物・牛たん焼きの魅力を伝える企画などを行っています。2018年には日本記念日協会から「牛たんの日」として認定を受けました。
牛タンといえば焼肉でもおなじみですが、仙台では厚みのある牛たんを丁寧に仕込み、香ばしく焼き上げ、麦飯やテールスープと一緒に味わう「牛たん焼き」が独自の食文化として発展してきました。

この記事では、牛タンの日がなぜ9月10日なのか、その由来や仙台牛たん焼きの歴史、定番の食べ方、家庭でおいしく楽しむコツまで分かりやすく紹介します。
📍【牛タンの日をひと目で確認】
- 日付:毎年9月10日
- 正式名称:牛たんの日
- 由来:「ぎゅう(9)・たん=ten(10)」の語呂合わせ
- 関係団体:仙台牛たん振興会
- 記念日認定:2018年に日本記念日協会から認定
✦ この記事で分かること ✦
- 牛タンの日はいつ・なぜ9月10日なのか
- 牛たんの日と仙台牛たん振興会の関係
- 仙台名物・牛たん焼きが誕生した歴史
- 定番の食べ方や家庭で楽しむ方法
牛たんの日はいつ?9月10日は何の日?

牛たんの日は、毎年9月10日です。
仙台市を中心とする牛たん専門店などで構成される仙台牛たん振興会に関係する記念日で、2018年に日本記念日協会から「牛たんの日」として認定を受けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 記念日 | 牛たんの日 |
| 日付 | 毎年9月10日 |
| 由来 | 「ぎゅう(9)・たん=ten(10)」の語呂合わせ |
| 関係団体 | 仙台牛たん振興会 |
| 日本記念日協会の認定 | 2018年 |
仙台牛たん振興会は、BSE問題で牛たん業界が大きな影響を受ける中、仙台の食文化を守り引き継ぎ、全国の人に本当においしい牛たん焼きを食べてもらいたいという思いから、2002年2月に発足しました。
現在も9月10日の「牛たんの日」を、仙台の牛たん文化を知ってもらう機会として活用しています。
なぜ9月10日?牛たんの日の由来

9月10日が牛たんの日になった理由は、数字を使ったユニークな語呂合わせです。
「ぎゅう(9)・たん=ten(10)」の語呂合わせ
9を「ぎゅう」、10を英語の「ten(テン)」になぞらえて「たん」と読むことで、「9・10=ぎゅう・たん」となります。
💡【牛たんの日の由来を簡単にいうと】
9=ぎゅう、10=ten(テン)=たん → 9月10日=牛たんの日という語呂合わせです。
2006年に制定、2018年に記念日として認定
9月10日の「牛たんの日」は、仙台牛たん振興会が2006年に制定した記念日として広く紹介されています。
その後、2018年に日本記念日協会から「牛たんの日」として認定を受けました。
仙台牛たん振興会では現在も、毎年9月10日に加盟店でのサービスやイベントなど、牛たんの日にちなんだ取り組みを行っています。
スポンサーリンクなぜ仙台は牛タンが有名?牛たん焼き誕生の歴史

牛タンと聞くと仙台を思い浮かべる方も多いですが、なぜ仙台の名物になったのでしょうか。
その歴史は、戦後間もない昭和20年代までさかのぼります。
牛たん焼きを考案したのは佐野啓四郎さん
仙台牛たん振興会によると、仙台牛たん焼きの始まりに大きく関わったのが、山形県出身の調理師佐野啓四郎(さの けいしろう)さんです。
戦後、仙台市一番町で焼き鳥店を営んでいた佐野さんは、牛たんを日本人の口に合う料理にできないか試行錯誤を重ね、塩味の「牛たん焼き」を考案しました。
その後、「太助」という店名で本格的にメニュー化されたのが1948年(昭和23年)頃とされ、これが仙台牛たん焼きの始まりと紹介されています。
専門店が増え、仙台を代表する名物へ
その後、佐野さんのもとで修業した職人たちが独立し、昭和40年代頃から仙台市内に牛たん専門店が増えていきました。
さらに、1982年(昭和57年)の東北新幹線開業によって首都圏などから訪れる観光客やビジネス客が増えたことも、「仙台といえば牛たん」というイメージが全国へ広がるきっかけになりました。
牛たん焼きだけでなく、牛たんシチューやカレー、スモーク、土産品などにも広がり、現在では仙台を代表する食文化の一つになっています。
仙台名物・牛たん焼きは焼肉の牛タンと何が違う?

焼肉店で食べるタン塩と、仙台の牛たん焼きは、同じ牛の舌を使う料理でも、厚さや仕込み、提供方法などに違いがあります。
厚みのある牛たんを楽しめる
文化庁では、一般的な焼肉店では牛タンを2~3mm程度にスライスすることが多い一方、仙台ではおよそ1~2cmの厚みで提供されるものもあると紹介しています。
ただし、仙台の牛たん焼きが必ず1~2cmと決まっているわけではありません。
厚さは店舗や商品によって異なりますが、一般的な薄切りタンと比べ、厚みのある仕立てが特徴として知られています。
厚切りならではのしっかりした食感と、噛むほどに感じるうま味を楽しめるのも魅力です。
切れ込み・塩・熟成など下ごしらえにもひと手間
仙台牛たん振興会では、専門店の牛たん焼きについて、皮むき・スライス・切れ込みまで手作業で行い、手振り塩で味付けし、冷蔵庫で熟成させた後に炭火で焼き上げる方法を紹介しています。
厚みのある牛たんに切れ込みを入れることで、食べやすい食感に仕上げるのも特徴です。
熟成期間や塩加減、切れ込みの入れ方、焼き方などは店によって異なりますが、こうした手間をかけた下ごしらえも仙台牛たん焼きのおいしさを支えています。
📍【仙台牛たん焼きの主な特徴】
- 一般的な焼肉のタンより厚みのあるものが多い
- 食べやすくするため切れ込みを入れる
- 塩などで味付けして仕込む
- 熟成させてうま味を引き出す店も多い
- 炭火で香ばしく焼き上げる専門店が多い
仙台の牛たん定食は何と一緒に食べる?

仙台で牛たん焼きを注文すると、牛たんだけでなく、麦飯やテールスープなどを組み合わせた「牛たん定食」が定番です。
| 定番 | 特徴 |
|---|---|
| 牛たん焼き | 厚みのある牛たんを塩味などで香ばしく焼いた主役 |
| 麦飯 | 牛たんと一緒に楽しむ定番のご飯 |
| テールスープ | 牛のテールを使い、ねぎなどを加えたスープ |
| 漬物 | 白菜やきゅうりなどの漬物が添えられることがある |
| 南蛮みそ漬け | 青唐辛子のみそ漬けなどを添える店もある |
店舗によって内容は異なりますが、牛たん焼きに麦飯、テールスープ、漬物などを合わせるスタイルは、仙台らしい定番の組み合わせです。
📍【おうちで仙台風に楽しむなら】
- 厚切りの牛タン
- 麦ご飯
- ねぎを入れたスープ
- 白菜やきゅうりなどの漬物
- 好みで青唐辛子のみそ漬け
すべて本格的に作らなくても、牛タンに麦ご飯とスープを添えるだけで、いつもの焼肉とは少し違った雰囲気を楽しめます。
牛たんの日は何をする?おすすめの楽しみ方

牛たんの日に決まった過ごし方があるわけではありません。
9月10日は、専門店で仙台牛たん焼きを味わったり、自宅で牛タンを焼いたりしながら楽しんでみましょう。
仙台牛たん専門店で味わう
仙台へ行く機会があれば、専門店ごとの味を比べてみるのもおすすめです。
同じ牛たん焼きでも、厚さ、塩加減、熟成方法、焼き方などは店によって異なります。
仙台牛たん振興会の加盟店では、例年9月10日の牛たんの日に合わせてサービスやイベントが実施されることもあります。
自宅で厚切り牛タンを焼いて楽しむ
自宅で楽しむなら、味付きの厚切り牛タンを利用すると手軽です。
仙台牛たん振興会では、冷凍の味付き牛たんを調理する場合、まず完全に解凍し、油を敷かないフライパンや鉄板で強火で両面に焼き色が付くように焼く方法を紹介しています。
解凍が不十分だと焼きムラが出やすく、焼きすぎると硬くなりやすいため、購入した商品の調理表示も確認しながら焼きましょう。
📍【おうち牛タンをおいしく焼くポイント】
- 冷凍品は商品表示に従って十分に解凍する
- 味付き商品は表示された調理方法を確認する
- 表面を香ばしく仕上げながら中心まで十分に加熱する
- 厚切りは特に焼きムラに注意する
- 焼きすぎによる硬さにも注意する
なお、家庭で牛タンを調理する場合は、商品の表示を優先し、中心部まで十分に加熱しましょう。
厚生労働省が示す食肉の加熱条件では、食中毒を防ぐための加熱の目安の一つとして中心部75℃で1分間以上が挙げられています。

特に味付き肉や切れ込みなどの加工をした肉は、表面だけでなく中までしっかり火を通すことが大切です。
焼肉でほかの部位と食べ比べる
牛たんの日をきっかけに、カルビやハラミなど、ほかの部位と食感の違いを比べてみるのもいいですね。
牛タンはその名のとおり牛の舌です。
薄切りと厚切りでも味わいや歯ごたえの印象が変わるため、自分好みの食べ方を探してみるのも楽しみの一つです。
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牛たんの日をきっかけに、自宅でいろいろな牛タンを楽しみたい方には、ふるさと納税の返礼品を利用する方法もあります。
牛タンの返礼品には、厚切り・薄切り・小分け・味付き・訳ありなどさまざまなタイプがあり、家族の人数や食べ方に合わせて選べます。

どれを選べばよいか迷う方は、こちらの記事で牛タンのおすすめ返礼品を比較しています。
▶ ふるさと納税の牛タンおすすめ返礼品を比較!訳あり・厚切り・小分けの違いを解説
2026年は「100年フード」認定後初の牛たんの日

2026年は、仙台の牛たん焼きにとって注目したい年です。
文化庁の「100年フード」では、仙台市の「牛たん焼き」が、令和7年度の「未来の100年フード部門~目指せ、100年!~」に認定されています。
令和7年度の認定結果は2026年2月27日に文化庁から公表されました。そのため、2026年9月10日は、100年フード認定後初めて迎える「牛たんの日」となります。
「100年フード」は、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化などを、文化庁と地域の団体が未来へ継承していく取り組みです。
9月6日にエスパル仙台で牛たん弁当販売会を開催予定
2026年は、100年フード認定後初めて迎える9月10日の「牛たんの日」に先立ち、エスパル仙台で特別販売イベントが予定されています。
📍【2026年 牛たんの日関連イベント】
- 開催予定日:2026年9月6日(日)
- 時間:11:00~19:00 ※なくなり次第終了
- 場所:エスパル仙台 東館2F 青の葉デイリーマーケット前特設スペース
- 内容:仙台牛たん振興会による牛たん弁当販売
- 11:00~11:30:伊達武将隊による牛たんのPRを予定
※2026年8月29日時点の公式情報です。開催時間・内容などは変更される場合があります。参加する場合は、エスパル仙台などの公式情報を事前にご確認ください。
牛たんの日に関するよくある質問
最後に、牛たんの日や仙台牛たん焼きについて疑問になりやすいことをまとめます。
牛たんの日は毎年いつですか?
牛たんの日は毎年9月10日です。仙台牛たん振興会では、正式に「牛たんの日」と表記しています。
なぜ9月10日が牛たんの日なのですか?
「ぎゅう(9)・たん=ten(10)」という語呂合わせに由来します。
牛たんの日を制定したのは誰ですか?
仙台牛たん振興会が2006年に制定した記念日として広く紹介されています。その後、2018年に日本記念日協会から「牛たんの日」として認定を受けました。
仙台牛たん焼きは誰が考案したのですか?
仙台牛たん振興会では、山形県出身の調理師・佐野啓四郎さんが考案したと紹介しています。
1948年頃に「太助」で本格的にメニュー化されたことが、仙台牛たん焼きの始まりとされています。
牛タンは牛のどこの部位ですか?
牛の舌です。
焼肉では薄切りにすることも多い一方、仙台牛たん焼きでは厚みを持たせ、切れ込みや味付けなどの下ごしらえをして焼くスタイルが特徴として知られています。
仙台の牛たん定食には何が付いていますか?
店舗によって異なりますが、牛たん焼きに麦飯、テールスープ、漬物、青唐辛子のみそ漬けなどを組み合わせるのが定番です。
牛タンは自宅でもおいしく焼けますか?
はい。味付きの牛タンなら比較的手軽に楽しめます。
冷凍品は商品表示に従って解凍し、中心部まで十分に加熱しましょう。厚切りの場合は特に焼きムラにも注意してください。
スポンサーリンクまとめ:9月10日は仙台名物・牛たん焼きを楽しむ牛たんの日
牛たんの日の日付や由来、仙台牛たん焼きの歴史や楽しみ方を紹介しました。
- 牛たんの日は毎年9月10日
- 「ぎゅう(9)・たん=ten(10)」の語呂合わせが由来
- 仙台牛たん振興会が2006年に制定した記念日として広く紹介されている
- 2018年に日本記念日協会から「牛たんの日」として認定された
- 仙台牛たん焼きは佐野啓四郎さんが考案したとされる
- 1948年頃に「太助」で本格的にメニュー化されたことが始まり
- 厚みのある牛たん、切れ込み、味付けや熟成、炭火焼きなどが特徴
- 牛たん焼き・麦飯・テールスープ・漬物などを組み合わせた定食が定番
- 仙台の牛たん焼きは令和7年度に文化庁の「未来の100年フード部門」へ認定された
- 家庭で調理する場合は、商品表示に従って中心まで十分に加熱する
- 自宅ではふるさと納税などで取り寄せて楽しむ方法もある
牛タンは焼肉でもおなじみですが、その背景を知ると、仙台の「牛たん焼き」が職人の工夫とともに長い時間をかけて育ってきた食文化であることが分かります。

9月10日は、専門店の味を楽しんだり、おうちで牛たん定食風にしてみたりしながら、牛たんの日をおいしく楽しんでみてください。
◉ 参考情報
- 仙台牛たん振興会|振興会について・牛たんの日|仙台牛たん振興会|仙台名物牛たんの歴史・特徴・調理方法
- 文化庁|宮城県の100年フード「牛たん焼き」
- エスパル仙台|2026年「牛たんの日」牛たん弁当販売会


