レシピを見ていると、「卵1個」と書かれていても、実際に何グラムなのか迷うことがありますよね。
特にお菓子作りやパン作りでは、卵の量が少し変わるだけで、生地のかたさや仕上がりが変わることがあります。
卵はMサイズ・Lサイズなどで重さが決められていますが、この重さは基本的に「殻付きの重さ」です。実際に料理で使う可食部、つまり中身は、殻を除いた分になるため少し軽くなります。

この記事では、卵1個の重さをMサイズ・Lサイズ別に分かりやすくまとめ、卵黄・卵白の重さやカロリー目安、溶き卵を大さじ・小さじで量る時の目安まで紹介します。
✦ この記事で分かること ✦
- 卵1個のMサイズ・Lサイズ別の重さ
- 殻付き・可食部・卵黄・卵白の重さの目安
- 卵1個・卵黄・卵白のカロリー目安
- 溶き卵を大さじ・小さじで量る時の目安
📍【まず知りたい重さの目安】
- Mサイズ卵1個:殻付き約60g前後 / 可食部は約50〜52g前後
- Lサイズ卵1個:殻付き約66g前後 / 可食部は約55〜60g前後
- 卵黄1個:約18〜20g前後
- 卵白1個:Mサイズは約30g前後 / Lサイズは約35〜40g前後
- 全卵1個のカロリー:Mサイズで約70〜75kcal前後 / Lサイズで約80kcal前後
卵1個は何グラム?サイズ別早見表
まずは、卵1個の重さをサイズ別に見てみましょう。
農林水産省の鶏卵規格では、Mサイズは58g以上64g未満、Lサイズは64g以上70g未満とされています。

繰り返しますが、これは「殻付きの重さ」です。
| サイズ | 殻付きの重さ | 可食部の目安 | 料理での目安 |
|---|---|---|---|
| Mサイズ | 58g〜64g未満 | 約50〜52g前後 | 家庭料理で使いやすい標準的なサイズ |
| Lサイズ | 64g〜70g未満 | 約55〜60g前後 | 卵液を多めに使いたい料理・オムレツなどに |
レシピで単に「卵1個」と書かれている場合、家庭料理ではM〜Lサイズの卵を想定していることが多いです。
ただし、お菓子作りやパン作りでは卵の量が仕上がりに影響しやすいため、できればグラムで量ると失敗しにくくなります。
卵のサイズ規格

卵のサイズは、見た目の大きさではなく「重さ」で分けられています。
スーパーでよく見かけるM・L以外にも、SS・S・MS・LLなどの規格があります。
| サイズ | 殻付きの重さ | 特徴・使い方の目安 |
|---|---|---|
| SS | 40g〜46g未満 | かなり小さめ |
| S | 46g〜52g未満 | 小さめ。お弁当用などにも使いやすい |
| MS | 52g〜58g未満 | やや小さめ |
| M | 58g〜64g未満 | 家庭料理で使いやすい標準的なサイズ |
| L | 64g〜70g未満 | 少し大きめ。卵白が多めになりやすい |
| LL | 70g〜76g未満 | 大きめ。目玉焼きなどにするとボリュームが出やすい |

ここで覚えておきたいのは、卵のサイズが大きくなっても、卵黄の大きさは大きく変わりにくいということです。
サイズが大きくなるほど卵白の量が増えやすいため、Lサイズの卵はMサイズよりも白身が多めに感じられることがあります。
スポンサーリンク卵黄と卵白の重さ

料理やお菓子作りによっては「卵黄だけ」「卵白だけ」を使うこともあります。
それぞれの重さの目安を知っておくと、レシピの調整がしやすくなります。
| 卵の部位 | Mサイズの目安 | Lサイズの目安 |
|---|---|---|
| 可食部全体 | 約50〜52g前後 | 約55〜60g前後 |
| 卵黄 | 約18〜20g前後 | 約18〜22g前後 |
| 卵白 | 約30g前後 | 約35〜40g前後 |
卵白と卵黄の割合
卵は、殻・卵白・卵黄で構成されています。
目安としては、卵全体のうち殻が約1割、卵白が約6割、卵黄が約3割程度とされます。
そのため、卵のサイズが大きくなると、卵黄よりも卵白の量が増えやすいと考えると分かりやすいです。
📍【お菓子作りでの注意点】
- Mサイズ指定のレシピにLサイズを使うと、卵白が多い分、生地がゆるくなる場合があります。
- 卵黄だけ使うレシピでは、個数よりもグラムで量ると味や食感が安定しやすいです。
- シフォンケーキやマカロンなど、メレンゲを作るレシピは卵白量が仕上がりに影響しやすいです。
卵1個のカロリー目安

卵のカロリーは、卵黄と卵白の割合によって変わります。
ダイエット中やカロリー計算をしたい場合は、以下の目安を参考にしてください。
| 卵の量 | 重さの目安(中身) | カロリー目安 |
|---|---|---|
| Mサイズ全卵1個 | 約50〜52g前後 | 約70〜75kcal前後 |
| Lサイズ全卵1個 | 約55〜60g前後 | 約80kcal前後 |
| 卵黄1個分 | 約18〜20g前後 | 約55〜65kcal前後 |
| 卵白1個分 | 約30〜40g前後 | 約15kcal前後 |
卵は、卵黄と卵白でカロリーが大きく違います。
脂質を含む卵黄はカロリーが高めで、水分とたんぱく質が中心の卵白は低カロリーです。
ただし、カロリーは卵の大きさや個体差によって変わります。厳密に管理したい場合は、殻を割った後の可食部を量るのがおすすめです。
調理法でカロリーは変わる?
生卵やゆで卵は、基本的に卵そのもののカロリーで考えられます。
一方、目玉焼きや卵焼き、フライなどは、油や調味料を使う分だけカロリーが増えます。カロリーを確認したい場合は、卵そのものだけでなく、調理に使う油・砂糖・だし・牛乳なども合わせて考えましょう。
📍【カロリーを見る時の注意】
- 生卵・ゆで卵は、卵そのもののカロリーで考えやすい
- 目玉焼きは、油を使う分だけカロリーが増える
- 卵焼きは、砂糖・だし・牛乳・油などの分も加わる
- フライや衣付き料理は、油や衣の量でカロリーが大きく変わる
溶き卵を大さじ・小さじで量る目安

ハンバーグのつなぎや、パンのつや出しなど、溶き卵を少しだけ使いたい時は、計量スプーンを使うと便利です。
卵液は水に近い感覚で量れるため、家庭料理では以下の目安で考えると使いやすいです。
| 計量スプーン | 重さの目安 | 用途の例 |
|---|---|---|
| 小さじ1 | 約5g | パンやパイのつや出し、少量のつなぎ |
| 大さじ1 | 約15g | フライの衣、ハンバーグのつなぎ |
| Mサイズ1個分 | 約50〜52g前後 | 大さじ3強くらい |
| Lサイズ1個分 | 約55〜60g前後 | 大さじ4弱くらい |
卵白が切れていないとドロッとして正確に量りにくいため、しっかりかき混ぜてからスプーンですくいましょう。
MサイズとLサイズは代用できる?

ご自宅にあるのがMサイズでもLサイズでも、一般的な家庭料理であれば代用しやすいです。

ただし、お菓子作りやパン作りのように、卵の水分量が仕上がりに影響しやすい料理では注意が必要です。
| 料理 | M・Lサイズの代用 | 注意点・ポイント |
|---|---|---|
| 卵焼き・炒め物 | 代用しやすい | Lサイズを使うと少しボリュームが出ます。 |
| ハンバーグなど | 代用可 | Lサイズだと生地がゆるくなることがあるため、パン粉などで調整しましょう。 |
| クッキー・ケーキ | 注意が必要 | 卵の水分量で生地のかたさが変わるため、グラムで量るのがおすすめです。 |
| シフォンケーキ | 注意が必要 | 卵白量が仕上がりに影響しやすいため、レシピ指定量を優先しましょう。 |
料理別の卵の重さの考え方
卵の重さは、料理によって気にするポイントが変わります。
卵焼き・オムレツ
卵焼きやオムレツでは、MサイズでもLサイズでも作れます。
Lサイズを使うと卵液が少し多くなるため、調味料も少しだけ増やすと味のバランスが取りやすいです。
ハンバーグ・つくねのつなぎ
ハンバーグやつくねのつなぎに卵を使う場合、Lサイズを使うと生地がゆるくなることがあります。
生地がやわらかすぎる時は、パン粉や片栗粉を少し足して調整するとまとまりやすくなります。
お菓子作り
お菓子作りでは、卵のサイズ差が仕上がりに影響しやすいです。
特にクッキー、パウンドケーキ、シフォンケーキ、プリンなどは、卵の量で食感が変わることがあります。
レシピに「卵50g」などと書かれている場合は、個数ではなくグラムで量りましょう。
パン作り
パン作りでは、卵の水分量が生地のやわらかさに影響します。
卵を入れすぎると生地がべたつくことがあるため、卵液を少し残して調整しながら加えると安心です。
📍【卵の量で迷った時】
- 家庭料理ならM・Lサイズの代用はしやすい
- お菓子やパンはグラムで量ると安定しやすい
- 卵液が多すぎる時は、全部入れずに少し残す
- つなぎがゆるい時は、パン粉や粉類で調整する
卵を使う時の安全面の注意
卵を生で食べる場合や、半熟で食べる場合は、鮮度や保存状態にも注意しましょう。
市販の卵に印字されている賞味期限は、一般的に「生で食べられる目安」として表示されています。
賞味期限を過ぎた卵を使う場合は、中心までしっかり加熱して食べるのが基本です。
📍【卵を使う時のチェック項目】
- 生食する場合は賞味期限内の卵を使う。
- 卵かけご飯には新鮮な卵を使う。
- ひび割れてしまった卵は生食せず、早めに加熱調理する。
- 割った時に異臭や変色がある場合は使わない。
- 賞味期限を過ぎた卵は、ゆで卵や炒め物などで十分に加熱して使う。
生卵の賞味期限や食べられる目安を詳しく知りたい方は、生卵の賞味期限切れはいつまで食べられるかをまとめた記事も参考にしてみてください。

ゆで卵にした後の日持ちが気になる方は、ゆで卵の日持ちや保存方法をまとめた記事もあわせて確認してみてください。
卵の重さでよくある疑問
卵1個は何グラムですか?
Mサイズなら殻付きで58g以上64g未満、Lサイズなら64g以上70g未満です。
殻を除いた可食部は、Mサイズで約50〜52g前後、Lサイズで約55〜60g前後が目安です。
卵2個は何グラムですか?
Mサイズ卵2個なら、可食部で約100〜104g前後が目安です。Lサイズ卵2個なら、可食部で約110〜120g前後になります。
お菓子作りで卵100gと指定されている場合は、Mサイズ2個を目安にしつつ、必要に応じて卵液を少し残して調整すると安心です。
卵黄1個は何グラムですか?
卵黄1個は、一般的に約18〜20g前後が目安です。
MサイズでもLサイズでも、卵黄の大きさは大きく変わりにくいです。
卵白1個分は何グラムですか?
Mサイズなら約30g前後、Lサイズなら約35〜40g前後が目安です。
Lサイズの卵は、Mサイズより卵白の割合が多くなりやすいです。
卵白と卵黄の割合はどのくらい?
卵は、殻・卵白・卵黄で構成されています。
目安としては、卵全体のうち殻が約1割、卵白が約6割、卵黄が約3割程度とされます。卵のサイズが大きくなると、卵黄よりも卵白の量が増えやすいと考えると分かりやすいです。
卵1個は何カロリーですか?
Mサイズ卵1個の可食部なら約70〜75kcal前後、Lサイズ卵1個なら約80kcal前後が目安です。
カロリーは卵の大きさや卵黄・卵白の割合によって変わります。
卵1個のカロリーは調理法で変わる?
生卵やゆで卵は、基本的に卵そのもののカロリーで考えられます。
目玉焼きや卵焼き、フライなどは、油や調味料を使う分だけカロリーが増えます。カロリーを確認したい場合は、卵だけでなく調理に使う油や調味料も合わせて考えましょう。
レシピの「卵1個」はMサイズ?Lサイズ?
家庭料理のレシピでは、M〜Lサイズの卵を想定していることが多いです。
お菓子作りで「卵50g」と指定がある場合は、個数ではなくキッチンスケールで量るようにしましょう。
卵1個は大さじ何杯ですか?
Mサイズ卵1個の可食部は約50〜52g前後なので、溶き卵にすると大さじ3強くらいが目安です。
Lサイズ卵1個なら約55〜60g前後なので、大さじ4弱くらいになります。
\ お菓子・パン作りの失敗を減らしたい方へ /
キッチンスケール
卵のサイズ差が気になるお菓子作りやパン作りでは、卵をグラムで量れるデジタルのキッチンスケールがあると便利です。生地のゆるさや焼き上がりのばらつきを減らしたい方に向いています。
卵1個の重さ・グラム数まとめ
卵1個の重さは、サイズによって異なります。
料理やお菓子作りの際には、殻を除いた「可食部」の重さを目安にしましょう。
- Mサイズ卵1個:殻付きで58g〜64g未満、可食部は約50〜52g前後
- Lサイズ卵1個:殻付きで64g〜70g未満、可食部は約55〜60g前後
- 卵黄1個:約18〜20g前後
- 卵白1個分:Mサイズで約30g前後、Lサイズで約35〜40g前後
- 溶き卵:大さじ1で約15g、小さじ1で約5g
- カロリー:Mサイズで約70〜75kcal前後、Lサイズで約80kcal前後
- 家庭料理ではM・Lサイズを代用しやすいが、お菓子作りではグラムで量ると安定しやすい
普段の料理では「卵1個」とアバウトに使っても美味しく仕上がることが多いですが、お菓子作りやパン作りでは、卵の重さが仕上がりに影響することがあります。

迷った時は、「Mサイズの卵の中身は約50〜52g前後」と覚えておくと、レシピの計算や調整がしやすくなりますよ。
◉ 参考情報


