買ってきた卵を冷蔵庫へ入れようとしたとき、「卵はどこに置くのが正解?」「ドアポケットの付属トレイに入れても大丈夫?」と迷ったことはありませんか。
冷蔵庫に卵ケースが付いていても、「ドアポケットは開閉のたびに温度が変わる」と聞くと、どこへ置くべきなのか分からなくなりますよね。
結論からいうと、卵は購入時のパックに入れたまま、温度変化が少なく安定して置ける冷蔵室の棚へ保存するのがおすすめです。
購入後の卵は、パックに表示された保存方法に従い、家庭では10℃以下を目安に冷蔵保存するのが基本です。
ただし、ドアポケットが一律に使えないわけではありません。冷蔵庫に卵専用トレイが付いている場合は、機種ごとの取扱説明書も確認しましょう。
この記事では、卵を冷蔵庫のどこへ置くのがよいか、ドアポケット・パック保存・卵の向きについて解説します。

卵の置き場がない場合の100均収納アイデアや、卵を収納しやすい冷蔵庫の選び方もご紹介します。
✦ この記事で分かること ✦
- 卵を冷蔵庫のどこへ置くのがよいか
- ドアポケットや付属の卵ケースを使ってよいか
- 卵をパックのまま保存するメリット
- 尖った方と丸い方のどちらを下にするか
📍【卵の冷蔵保存の結論】
- 置き場所:温度変化が少なく、パックを平らに置ける冷蔵室の棚
- 何段目:段数より、冷気の吹き出し口を避けて安定して置けるかを優先
- ドアポケット:絶対にダメではないが、棚の方が温度変化や衝撃を受けにくい
- 保存方法:購入時のパックに入れたままがおすすめ
- 卵の向き:尖った方を下、丸い方を上にする
卵は冷蔵庫のどこに置くのがよい?


卵は、冷蔵庫の中でも温度変化が比較的少なく、パックを安定して置ける冷蔵室の棚へ保存するのがおすすめです。
「冷蔵庫の何段目が正解?」と気になる方も多いと思いますが、冷気の吹き出し口や棚の位置は機種によって異なるため、必ず何段目と決めることはできません。
冷蔵室の中段前後が置きやすい
冷蔵室の中段前後は、卵のパックを平らに置きやすく、出し入れもしやすいため、置き場所の候補になります。
ただし、段数だけで決めず、次の条件を満たす場所を優先してください。
- 卵のパックを傾けず平らに置ける
- ドアの開閉による外気の影響を受けにくい
- 冷気の吹き出し口が卵へ直接当たらない
- ほかの食品や容器がぶつかりにくい
- 賞味期限を確認しやすい
中段に冷気の吹き出し口がある場合や、卵パックを置くと不安定になる場合は、ほかの棚を選びましょう。
冷気の吹き出し口のすぐ近くは避ける
冷蔵庫の奥や背面には、冷気の吹き出し口がある機種があります。
吹き出し口のすぐ近くは食品が冷えすぎることがあるため、卵のパックを吹き出し口へ密着させず、少し離して置きましょう。
ドアポケットに卵を置くのはダメ?

ドアポケットに卵専用のくぼみやトレイがある冷蔵庫も多いため、「付いているのに使ってはいけないの?」と思いますよね。
ドアポケットへ置くことが、直ちに間違いというわけではありません。
ただし、保存状態の安定を重視するなら、冷蔵室内の棚を第一候補にすると分かりやすいです。
ドアポケットは温度変化や衝撃を受けやすい
ドアポケットは、冷蔵庫を開けるたびに外気へ近づきます。また、扉と一緒に動くため、開閉時の振動や衝撃も受けやすい場所です。
| ドアポケットの特徴 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 卵を1個ずつ整理しやすく、取り出しやすい |
| 注意点 | 扉の開閉による外気の影響や、振動を受けやすい |

冷蔵庫を頻繁に開け閉めする家庭や、卵をまとめ買いする場合は、冷蔵室の棚へパックごと置くと管理しやすいでしょう。
付属の卵ポケットは使ってはいけないわけではない
冷蔵庫メーカーが卵トレイや卵ケースを付属している場合は、その場所で卵を保管することも想定されています。
付属ケースを使う場合は、次の点を確認してください。
- 卵がぐらつかず安定して収まっているか
- 扉を開閉したときに卵へ強い衝撃が加わらないか
- 賞味期限を確認できるようパックのラベルを残しているか
- 卵ケースが清潔で、十分に乾いているか
- 取扱説明書で卵ケースの設置場所が指定されていないか
📍【ドアポケットは絶対にダメではありません】
卵の保存場所としては、温度変化や開閉時の振動を受けにくい冷蔵室の棚がおすすめです。ただし、付属の卵ケースを使ってはいけないわけではないため、機種ごとの取扱説明書も確認しましょう。
冷蔵庫に卵ケースがあるのはなぜ?

冷蔵庫の卵ケースや卵ポケットには、丸みのある卵が転がるのを防ぎ、1個ずつ安定させて収納しやすくする役割があります。
卵ケースを使う主なメリットは次のとおりです。
- 卵が棚の上で転がりにくい
- 卵同士がぶつかりにくい
- 残りの個数を確認しやすい
- 1個ずつ取り出しやすい
- 冷蔵庫内を整理しやすい
一方で、パックから卵を移し替えると、賞味期限や保存方法の表示が分からなくなることがあります。

卵ケースへ移す場合は、パックのラベルを残すか、賞味期限をメモしておきましょう。
卵はパックのまま冷蔵庫へ入れるのがおすすめ

特別な理由がなければ、卵はスーパーなどで購入したパックに入れたまま冷蔵庫へ保存すると管理しやすくなります。
パックのまま保存するメリット
- 賞味期限を確認しやすい:パックのラベルを残しておけば、日付や保存方法をいつでも確認できます。
- 卵が転がりにくい:1個ずつ決まった位置に収まり、棚の上で転がるのを防げます。
- 衝撃を受けにくい:ほかの食品や容器と直接ぶつかりにくくなります。
- 正しい向きを保ちやすい:購入時から尖った方を下にして並べられていることが一般的です。
- まとめて管理できる:古い卵と新しい卵が混ざりにくく、先に買ったものから使いやすくなります。
パックは、ほかの食品や容器との接触を減らし、卵をまとめて管理するのにも役立ちます。
パックのふたは閉じたままでよい
卵パックのふたは、購入時の状態で閉じたまま保存して問題ありません。
ふたを切り取ったり開けたままにしたりすると、卵がほかの食品や容器とぶつかりやすくなるため、パックの形を保ったまま置く方が扱いやすいでしょう。
卵ケースへ移し替える場合の注意点
- 清潔で乾いたケースを使う
- 尖った方を下にして並べる
- 賞味期限が分かるようラベルを残す
- 古い卵と新しく買った卵を混ぜない
- 卵の上へ重い食品を置かない

先に買った卵を手前、新しく買った卵を奥へ入れると、古いものから使いやすくなります。
卵は尖った方を下にして保存するのがおすすめ

卵には、細く尖っている側と、幅が広く丸みのある側があります。

冷蔵庫へ保存するときは、尖った方を下、丸い方を上にして置くのがおすすめです。
| 卵の部分 | 特徴 |
|---|---|
| 尖っている側 | 丸い側より比較的強度があり、下向きにすると安定しやすい |
| 丸い側 | 内部に空気の入った「気室」がある |
卵は、尖った側を下、気室がある丸い側を上にして保存すると、卵黄が浮いてきた場合にも殻へ直接触れにくくなります。
スーパーなどで販売されている卵も、一般的には尖った方を下にしてパックへ並べられています。
冷蔵庫に卵の置き場がないときの収納アイデア

小型の冷蔵庫や食品が多い冷蔵庫では、卵パックを平らに置ける場所がないこともあります。
卵を無理に隙間へ押し込まず、安定して置ける専用スペースを作りましょう。
100均などのトレーへパックごと入れる
100均などで販売されている冷蔵庫用の浅型トレーや収納ボックスへ、卵をパックごと入れる方法があります。
卵を1個ずつ移し替えず、パックごと収納すれば、賞味期限や保存する向きをそのまま確認できます。
トレーを選ぶときは、次の点を確認してください。
- 使用している卵パックが収まる大きさ
- 冷蔵庫の棚へ安定して置ける奥行き
- 引き出したときに傾きにくい形
- 上の棚やケースが卵を圧迫しない高さ
- 冷蔵庫内で使える素材であること
取っ手付きトレーなら奥から出しやすい
冷蔵庫の奥へ卵を置く場合は、取っ手付きのトレーへパックごと入れると、手前へ引き出しやすくなります。
ただし、勢いよく引き出すと卵へ衝撃が加わるため、ゆっくり扱いましょう。
卵パックの上に重い食品を置かない
卵パックの上へ保存容器、缶、瓶などを重ねると、パックが変形して殻が割れることがあります。
スペースが少ない場合でも、卵の上へ重い食品を置かず、専用の平らな場所を確保してください。
スポンサーリンク卵を冷蔵保存するときの注意点

買ってきたら表示に従って早めに冷蔵する
卵を購入したら、パックに表示された保存方法を確認し、なるべく早めに冷蔵庫へ入れましょう。
家庭では10℃以下を目安に保存し、特に冷蔵状態で販売されていた卵は、帰宅したら速やかに冷蔵してください。
保存前に卵を水洗いしない
市販の卵は、家庭で冷蔵保存する前に改めて水洗いする必要はありません。
水で洗ってから保存するのではなく、購入時のパックに入れたまま冷蔵しましょう。
殻の汚れが気になる場合は、水に浸けたり洗って保存したりせず、購入した店舗へ相談するか、使用を控える方が安心です。
冷蔵庫から出した卵を長時間放置しない
冷えた卵を暖かい場所へ置くと、温度差によって殻の表面へ結露が生じることがあります。
調理に使う分だけを冷蔵庫から取り出し、長時間常温へ置かないようにしましょう。
ひび割れた卵をそのまま保存しない
殻にひびが入った卵は、割れていない卵より細菌の影響を受けやすくなります。
いつひびが入ったか分からない卵や、中身が漏れている卵は使用を避けましょう。
持ち帰った直後など、ひびが入った時点が明らかな場合でも、生食には使わず、早めに十分加熱してください。
冷凍室や冷えすぎる場所は避ける
殻付きの生卵は、冷凍すると中身が膨張して殻が割れるおそれがあります。
チルド室やパーシャル室も、機種や設定によっては卵が冷えすぎる可能性があります。通常は冷蔵室へ保存し、メーカーが卵の置き場所を指定している場合はその案内に従いましょう。
賞味期限はパックの表示で管理する
卵に表示されている賞味期限は、表示された方法で保存した場合に、生で食べられる期間の目安です。
賞味期限を過ぎた卵が直ちに腐っているとは限りませんが、生食や半熟調理を避け、保存状態や殻の状態を確認する必要があります。

賞味期限を過ぎた卵の詳しい判断については、生卵の賞味期限切れはいつまで食べられるかを解説した記事をご覧ください。
卵の冷蔵保存に関するよくある質問
卵は冷蔵庫の何段目に置きますか?
何段目と一律に決めることはできません。
冷気の吹き出し口を避け、パックを平らに置ける、温度変化の少ない棚を選びましょう。冷蔵室の中段前後は、取り出しやすい置き場所の一つです。
冷蔵庫に卵ケースがない場合はどうしますか?
購入時の卵パックに入れたまま、冷蔵室の平らな棚へ置けば問題ありません。
置き場がない場合は、浅い収納トレーへパックごと入れ、専用スペースを作ると整理しやすくなります。
冷蔵庫の卵ケースは使わない方がよいですか?
付属の卵ケースを使ってはいけないわけではありません。
卵が安定して収まり、メーカーが使用を想定している場所であれば使用できます。保存場所やケースの移動については、取扱説明書を確認してください。
パナソニックなどメーカーによって卵の置き場所は違いますか?
卵を冷蔵室で保存するという基本は、メーカーを問わず大きくは変わりません。
ただし、卵ケースやトレイの位置、移動できる場所、棚の温度は機種によって異なります。パナソニックを含め、使用している冷蔵庫の型番を確認し、取扱説明書の「卵ケース」「冷蔵室」の項目を確認しましょう。
卵を野菜室へ入れてもよいですか?
卵は、基本的に冷蔵室へ保存するのがおすすめです。
野菜室は、機種や設定によって冷蔵室より温度が高い場合があります。冷蔵室に置けない場合は、野菜室の温度、卵パックの保存表示、冷蔵庫の取扱説明書を確認してください。
卵はパックから出して保存した方がよいですか?
特別な理由がなければ、購入時のパックに入れたまま保存するのがおすすめです。
パックから出す場合は、清潔で乾いたケースへ尖った方を下にして入れ、賞味期限が分かるようにしておきましょう。
卵の丸い方を下に置いたら食べられませんか?
一時的に逆向きで置いただけで、すぐに食べられなくなるわけではありません。
気づいた時点で、尖った方を下、丸い方を上へ戻して保存しましょう。
ゆで卵も生卵と同じ場所へ保存しますか?
ゆで卵は、生卵とは分けて清潔な容器や袋へ入れ、冷蔵庫で保存しましょう。
生卵のパックへ戻すと、加熱済みかどうか区別しにくくなるため避けてください。

ゆで卵の保存期間については、ゆで卵の日持ちと冷蔵保存を解説した記事も参考にしてください。
まとめ
卵は、購入時のパックに入れたまま、温度変化が少なく安定して置ける冷蔵室の棚へ保存するのがおすすめです。
- 購入後はパックの表示に従い、10℃以下を目安に冷蔵する
- 何段目かより、冷気の吹き出し口を避けて平らに置くことを優先する
- 冷蔵室の中段前後は置き場所の候補になる
- ドアポケットは絶対にダメではないが、温度変化や振動を受けやすい
- 付属の卵ケースを使う場合は取扱説明書を確認する
- 卵はパックに入れたまま保存すると管理しやすい
- 卵の向きは尖った方を下、丸い方を上にする
- 置き場がない場合は、100均などのトレーへパックごと収納する
- 卵収納を重視するなら、ケースを庫内へ移動できる冷蔵庫も候補になる
- 卵を保存前に水洗いしない
- 基本的には野菜室より冷蔵室へ保存する
- 殻付き卵を冷凍室へ入れない
冷蔵庫に卵専用ポケットが付いていても、必ずそこへ置かなければならないわけではありません。
冷蔵庫の構造や卵ケースの位置を確認しながら、温度変化が少なく、卵を安定して置ける場所を選びましょう。

パックの表示を確認し、適切に冷蔵保存しながら期限内に使い切ってくださいね。
◉ 参考情報


