お粥って、ダイエットや体調がすぐれない時に食べることはあっても、「自分でお米から作る」機会は意外と少ないですよね。
最近はレトルトも豊富ですが、お米からじっくり炊いたお粥は、お米本来の甘い香りとうまみが出て、やっぱり別物のおいしさです。
この記事では、『全粥・五分粥・三分粥の違い』から、失敗しない炊き方のコツ、ダイエット向けの考え方、冷蔵・冷凍などの保存方法、トッピングアレンジまでまとめました。

「レトルトみたいにさらさらにならない…」という疑問も、スッキリ解消しますよ!
「お粥・おじや・雑炊」の違い

似ているようで、作り方も食感も違います。
- お粥:生米から炊く。香りがよく、米のうまみが出やすい。
- おじや:炊いたご飯を煮る。混ぜやすく、粘りが出やすい(満足感を出したい時にも)。
- 雑炊(ぞうすい):炊いたご飯を一度洗ってぬめりを落とし、だしでさらっと煮る。

レトルトのような「さらさら感」が好きな方は、実は雑炊の作り方(ご飯を洗ってから煮る)のほうが近いです♪
全粥・五分粥・三分粥とは?違いが一目で分かる早見表

お粥は「お米と水の割合」で、やわらかさ(=飲み込みやすさ)が変わります。
| 種類 | 米:水(目安) | 食感・特徴 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|
| 全粥 (ぜんがゆ) |
1:5 | 程よいとろみ&粒感が残りやすい | 普段の朝食・夜食、食欲がある時 |
| 七分粥 (しちぶがゆ) |
1:7 | 全粥よりやわらかい中間タイプ | 少し胃腸を休めたい時 |
| 五分粥 (ごぶがゆ) |
1:10 | 水分多めでやわらかい (炊き方で自然なとろみも出ます) |
胃腸が弱っている時、食欲が落ち気味の時 |
| 三分粥 (さんぶがゆ) |
1:15〜20 | 重湯に近い。かなりさらっとしやすい | 病気の時、食欲がない時、飲み込みが不安な時 |
三分粥の割合は、家庭・施設・病院などで基準が違うことがあります。この記事では目安として「1:15〜20」と幅を持たせています。体調や好みで調整してくださいね^^
お粥を上手に炊くコツ(失敗しないポイント)

- 生米から炊く(香りと甘みが出て、満足感も◎)
- 鍋は厚手&深めがおすすめ(温度が安定しやすい)
- 一番おすすめは土鍋(蒸気がこもり、ふっくら炊き上がりやすい)
- 炊いている途中は、基本かき混ぜない(混ぜ過ぎると粒がつぶれて粘りが出やすい)
- 火加減は「沸騰までは中火、沸騰したら弱火」が安定しやすい
白がゆ(全粥)の作り方(生米から)
材料(約4人分)
- 米:1合(180ml/約150g)
- 水:900ml(全粥=米1:水5の目安)
- 塩:少々(仕上げ用)
✦ カロリー目安
「米1合(約150g)で作る全粥」を4等分すると、1人分はおおよそ130kcal前後が目安です。
さらにダイエット中の方は、100gあたりの目安も知っておくと便利です。
- 全粥100g:約65〜70kcal(目安)
- 白ご飯100g:約156kcal(目安)
同じ「100g」でも、お粥は水分が多いぶんカロリーが低めです。
だからこそ、食べる量を調整しやすいのがメリットになります^^
作り方
- お米を研いで、30分ほど浸水(またはざるに上げて休ませる)します
お米は炊く前に研いで、ざるに上げておきます。時間があれば30分ほど浸水すると、芯が残りにくくなります。 - 鍋(または土鍋)に、米と水を入れます
厚手の鍋・土鍋がおすすめです。吹きこぼれが心配な場合は、最初から深めの鍋が安心です。 - 蓋をして中火にかけ、沸騰したら弱火にします
沸騰するまでは中火、沸騰したら弱火にしてコトコト炊きます。
蒸気が勢いよく上がり、吹きこぼれそうな時は、蓋を少しずらして蒸気を逃がしてください。 - 弱火で40〜60分ほど炊きます(基本は混ぜない)
途中で何度も混ぜると、粒がつぶれて粘りが出やすくなるので、基本はそのままでOKです。
※水分が減りすぎたら、差し水(できれば温かい湯)で調整できます。 - 火を止めたら「5〜10分」蒸らします(プロのひと手間)
すぐに蓋を開けず、5〜10分ほど蒸らすと、水分がお米に均一になじんで口当たりがなめらかになります。 - 仕上げに塩で味を整えます
塩を少々加え、粘りが出ない程度にさっとひと混ぜして器に盛って完成です♪
※塩は最後に:最初から塩を入れて炊くと、お米が硬くなったり、ふっくら感が損なわれやすいので、仕上げに加えるのがコツです。
全粥・五分粥・三分粥を「同じ手順」で作り分ける方法
作り方は同じで、水の量だけを変えればOKです(米1合の場合)。
- 全粥:水900ml(1:5)
- 七分粥:水1,260ml(1:7)
- 五分粥:水1,800ml(1:10)
- 三分粥:水2,700〜3,600ml(1:15〜20)
五分粥は「さらり」が理想と思われがちですが、炊き方によっては自然なとろみが出ます。

混ぜすぎると“粘り”が強く出るので、そこだけ注意してくださいね♪
炊飯器のおかゆモードでも作れます(火加減が不安な方へ)
「鍋の火加減が不安」「できるだけ失敗したくない」「火のそばにいたくない」という方は、炊飯器のおかゆモードがいちばん確実です。
- 炊飯器は内釜の目盛りに合わせるだけで、全粥・五分粥が作りやすい
- 炊き上がりはメーカー差もあるので、好みで水分を微調整
よくある失敗Q&A(ここを押さえると安心!)
Q1:芯が残ってしまいました…
A:浸水不足、火力不足、炊く時間が短い可能性があります。
次回は「浸水30分」+「沸騰後に弱火で40〜60分」を意識してみてください。
途中で水が減りすぎたら差し水もOKです。
Q2:ベタベタ、ねばりが強い気がします
A:炊いている途中に混ぜすぎると、粒がつぶれて粘りが出やすくなります。
基本は触らず、仕上げにさっと混ぜる程度がおすすめです。
Q3:吹きこぼれます…
A:沸騰時に吹きこぼれやすいので、沸騰したら弱火にして、蓋を少しずらして蒸気を逃がしてください。深めの鍋も安心です。
お粥はダイエットにいい?
お粥は水分が多いので、同じカロリーでも「かさ」が増えて満足しやすいのがメリットです。
ただし大事なのは、お米の量が同じならカロリーも基本的に同じということ。
「お粥だから痩せる」というより、食べる量を整えやすいのがお粥の良さです^^
✦ ダイエット中のおすすめ:たんぱく質(卵・豆腐・ささみなど)を少し足すと、満足感が上がって続けやすいですよ♪
スポンサーリンクお粥のトッピング&変わり粥アレンジ(目的別)

さっぱり系(食欲がない時にも)
- 梅干+塩昆布
- 削り節(かつお節)+ねぎ+醤油
- 青海苔+醤油(+削り節も◎)
- お好みの漬物
たんぱく質プラス(ダイエット・体調管理に)
- 卵黄+削り節+青海苔+醤油
- 卵+ごま塩(炊き上がり直前に溶き卵→火を止めて蓋)
- 豆腐+ねぎ+醤油
- 豆腐+ねぎ+みそ(出来上がる直前に味噌を入れる)
コクうま系(満足感を上げたい時)
- シーチキン+ごま油+ねぎ+塩
- 貝柱(ホタテ)+ねぎ+ごま油+塩(缶なら汁ごと)
野菜で甘みをプラス(やさしい味)
- 長芋+にんじん(変わり粥)
長芋は1cm角、にんじんはすりおろしに。炊き始めて40分ほどしたら長芋と塩少々を入れて10分、にんじんも加えてさらに10分。最後に塩で味を整えます。

あなたのお気に入りトッピング、ぜひ見つけてみてくださいね♪
保存方法(作り置きしたい人向け)
- 冷蔵:当日〜翌日が目安(風味は落ちやすいので早めに)
- 冷凍:小分け冷凍がおすすめ(食べる時はレンジ→水分が足りなければ水やだしで調整)
まとめ
お粥は、米:水の割合で「全粥・五分粥・三分粥」などに作り分けできます。
体調に合わせてやわらかさを調整できるのが、お粥のいちばんの良さですよね。^^
- 普段向け:全粥(1:5)
- やわらかめ:五分粥(1:10)
- かなりさらっと:三分粥(1:15〜20)(基準に差あり)
- レトルトみたいなさらさら感が好みなら:雑炊(ご飯を洗ってから煮る)もおすすめ

レトルトも便利ですが、時間がある時はぜひ一度、お米から炊くお粥も試してみてくださいね♪


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