お菓子作りのレシピを見ると、「食塩不使用バター」や「無塩バター」と書かれていることが多いですよね。
でも、家にあるのが有塩バターだけだと、「普通の有塩バターで代用してもいいの?」「あとで塩を加えるレシピなら、有塩バターでも同じでは?」と迷う方も多いと思います。
結論からいうと、お菓子作りに有塩バターを使うことはできます。
ただし、味や食感をレシピ通りに仕上げたい場合は、食塩不使用バターを使う方が安心です。
有塩バターには食塩が含まれているため、クッキーやケーキのような繊細なお菓子では、塩味が強く出たり、仕上がりが少し変わったりすることがあります。

この記事では、お菓子作りに有塩バターは使えるのか、無塩バターとの違い、代用するときの塩の調整方法、食塩不使用バターを使う理由、保存方法まで分かりやすく紹介します。
✦ この記事で分かること ✦
- お菓子作りに有塩バターを使えるか
- 有塩バターと無塩バターの違い
- 有塩バターで代用するときの塩の調整方法
- バターの保存方法や冷凍のコツ
お菓子作りに有塩バターは使える?
お菓子作りに有塩バターを使うことはできます。
ただし、レシピ通りの味に近づけたい場合は、食塩不使用バターや無塩バターを使うのが基本です。

有塩バターには食塩が含まれているため、レシピの分量どおりに使うと、仕上がりが少し塩っぽく感じることがあります。
| 使うバター | お菓子作りでの使いやすさ | 注意点 |
|---|---|---|
| 食塩不使用バター | レシピ通りに作りやすい | 塩分を自分で調整できる |
| 有塩バター | 代用はできる | 塩味が出やすいため、レシピの塩を減らす |
| 発酵バター | 風味を出したいお菓子に向く | 有塩・食塩不使用の表示を確認する |
家に有塩バターしかない場合でも、クッキーやマフィン、パウンドケーキなどは作れます。

ただし、塩味が目立ちやすい繊細なお菓子や、レシピの再現性を大切にしたい場合は、食塩不使用バターを使う方が失敗しにくいです。
無塩バターとの違い

有塩バターと無塩バターの大きな違いは、食塩が加えられているかどうかです。
現在は「無塩バター」よりも、「食塩不使用バター」と表記されることが多くなっています。
これは、食塩を加えていないバターでも、生乳由来のナトリウムがごくわずかに含まれるためです。
| 種類 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 有塩バター | 食塩が加えられている | トースト、料理、炒め物、仕上げ |
| 食塩不使用バター | 食塩を加えていない | お菓子作り、パン作り、塩分を調整したい料理 |
| 発酵バター | 乳酸菌発酵による香りがある | 焼き菓子、クロワッサン、風味を出したい料理 |
雪印北海道バターの有塩タイプでは、100gあたり食塩相当量が1.4gと案内されています。
また、よつ葉バター加塩は、約1.6%の塩分が含まれると公式Q&Aで案内されています。

一方、食塩不使用バターは、食塩を加えていないため、お菓子やパン作りで塩分量を調整しやすいのが特徴です。
なぜ無塩バターを使うの?

お菓子作りで食塩不使用バターを使う理由は、味を安定させるためです。
お菓子は材料のバランスが大切なので、少しの塩分でも味の印象が変わることがあります。
特に、バターの風味を生かした焼き菓子や、甘さが控えめなお菓子では、塩味が目立ちやすくなります。
📍【食塩不使用バターを使う理由】
- レシピ通りの味に近づけやすい
- 塩分量を自分で調整できる
- バター本来の風味を生かしやすい
- クッキーやケーキの甘さを邪魔しにくい
- パンやパイ生地でも塩分量を管理しやすい
「どうせ後で塩を入れるなら、有塩バターでもよいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、レシピであとから塩を加える場合、その塩には味を整えるだけでなく、生地の状態を調整する役割があることもあります。

そのため、レシピの再現性を重視するなら、食塩不使用バターを使い、塩はレシピ通りに加えるのがおすすめです。
有塩バターで代用するコツ

有塩バターで代用する場合は、レシピに書かれている塩の量を減らすのが基本です。
有塩バターには商品によって差がありますが、100gあたり1.4〜1.6g前後の食塩が含まれるものがあります。
そのため、バター100gを有塩バターに置き換える場合は、レシピの塩を1〜1.5gほど減らすと調整しやすいです。
| 有塩バターの量 | 含まれる塩分の目安 | 調整の考え方 |
|---|---|---|
| 50g | 約0.7〜0.8g | レシピの塩を少し減らす |
| 100g | 約1.4〜1.6g | 塩を1〜1.5g程度減らす |
| 150g | 約2.1〜2.4g | 塩を多めに使うレシピでは特に注意 |
ただし、塩をもともと使わないレシピでは、有塩バターの塩分を完全には調整できません。

その場合は、塩味が少し出る可能性を理解したうえで使いましょう。
有塩バターが向くお菓子

有塩バターでも比較的作りやすいお菓子があります。
塩気が少しあることで、甘さが引き締まり、おいしく感じるものもあります。
| お菓子 | 有塩バターとの相性 | ポイント |
|---|---|---|
| クッキー | 使いやすい | 塩味がアクセントになることもある |
| マフィン | 使いやすい | 甘めの具材と合わせるとバランスが取りやすい |
| パウンドケーキ | 代用しやすい | レシピの塩を減らす |
| スコーン | 相性がよい | 少しの塩気が味を引き締める |
| ホットケーキ | 使いやすい | 溶かしバターとして使いやすい |
家庭で楽しむお菓子なら、有塩バターを使ってもおいしく作れることは多いです。
特に、甘さがしっかりあるお菓子や、チョコレート、ナッツ、バナナなどを使うお菓子は、塩気がアクセントになることもあります。
無塩バターがおすすめのお菓子

一方で、食塩不使用バターを使った方がよいお菓子もあります。
味や食感が繊細なお菓子は、少しの塩分で印象が変わりやすいためです。
| お菓子 | 食塩不使用バターがおすすめな理由 |
|---|---|
| フィナンシェ | バターの風味を生かしたい |
| マドレーヌ | 甘さとバターの香りのバランスが大切 |
| パイ生地 | 塩分量をレシピ通りに管理したい |
| タルト生地 | 生地の味がシンプルで塩味が出やすい |
| バタークリーム | 塩味が直接出やすい |
| 本格的なケーキ | レシピの再現性を重視したい |
プレゼント用や、レシピ通りにきれいに仕上げたいお菓子では、食塩不使用バターを使う方が安心です。
特にバタークリームや焼き菓子のように、バターの味が前に出るものは、食塩不使用バターの方が味を調整しやすいです。
スポンサーリンク塩を加えるレシピの理由

食塩不使用バターを使うレシピなのに、あとから塩を加えることがあります。
これは、単に塩味をつけるためだけではありません。
塩には、甘さを引き立てたり、生地の味を引き締めたりする役割があります。
パンやパイ生地のように小麦粉を使うレシピでは、生地の状態に関わることもあります。
📍【塩をあとから加える理由】
- 甘さを引き立てる
- 味を引き締める
- 生地全体に均一に塩分を加えやすい
- レシピごとに必要な塩分量を調整できる
- パンやパイ生地では生地の状態に影響する場合がある
有塩バターに含まれる塩は、バターの中にすでに混ざっているため、レシピで意図したタイミングや量とは少し違います。

そのため、塩を加えるレシピでは、食塩不使用バターを使ってから、指定された量の塩を加える方が仕上がりを安定させやすいです。
無塩バターは料理にも使える?

食塩不使用バターは、お菓子作りだけでなく料理にも使えます。
塩分が加えられていないため、味付けを自分で調整しやすいのがメリットです。
減塩を意識している方や、料理の仕上げにバターの香りだけを足したいときにも使いやすいです。
| 料理 | 使い方 |
|---|---|
| ムニエル | 魚の風味を生かしながらバターの香りを足す |
| オムレツ | 塩分を別で調整しやすい |
| パスタ | ソースの塩分を調整しやすい |
| スープ | コクを足したいときに使える |
| 野菜炒め | 最後に加えると香りが出やすい |
有塩バターはそのままパンに塗ったり、料理に塩味を足したいときに便利です。

食塩不使用バターは、料理の塩分を細かく調整したいときに向いています。
バターの保存方法

バターは、空気や光、においの影響を受けやすい食品です。
おいしく使い切るためには、しっかり包んで低温で保存しましょう。
メーカーの公式情報でも、バターは10℃以下で保存する商品として案内されています。
冷蔵保存のコツ
普段使う分は、冷蔵庫で保存します。
開封後は、包み紙でしっかり包み、密閉容器や保存袋に入れると乾燥やにおい移りを防ぎやすいです。
- 使ったらすぐ冷蔵庫へ戻す
- 包み紙をしっかり閉じる
- 密閉容器や保存袋に入れる
- においの強い食品の近くに置かない
- 開封後はできるだけ早めに使い切る
冷凍保存のコツ
しばらく使わないバターは、冷凍保存もできます。
使いやすい量にカットし、ラップで包んでから保存袋に入れると便利です。
冷凍したバターは、使う分だけ冷蔵庫に移して解凍すると扱いやすくなります。
| 保存方法 | 向いている使い方 | ポイント |
|---|---|---|
| 冷蔵保存 | 普段使い | 密閉して10℃以下で保存 |
| 冷凍保存 | 長めに保存したいとき | 小分けにしてラップで包む |
| 常温保存 | 基本的に避ける | 必要な分だけ出してすぐ使う |
お菓子作りでは、バターを室温に戻して使うことがあります。

ただし、長時間出しっぱなしにするのは避け、やわらかくなったらすぐ使いましょう。
有塩バター代用Q&A

お菓子作りに有塩バターを使っても大丈夫?
使えます。
ただし、塩味が強く出ることがあるため、レシピに塩が入る場合はその分を減らすとよいです。
無塩バターがないときはどうする?
有塩バターで代用できます。
バター100gあたり1.4〜1.6g前後の塩分が含まれる商品があるため、レシピの塩を減らして調整しましょう。
クッキーは有塩バターでも作れる?
作れます。
少し塩気のあるクッキーとしておいしく感じることもありますが、塩味が気になる場合はレシピの塩を抜くか減らしましょう。
パイ生地は有塩バターでもいい?
家庭用なら作れますが、レシピ通りの仕上がりを目指すなら食塩不使用バターがおすすめです。
パイ生地はバターの量が多いため、有塩バターを使うと塩味が出やすくなります。
食塩不使用バターは減塩料理にも使える?
使えます。
食塩を加えていないため、料理の塩分を自分で調整しやすいです。
スポンサーリンクお菓子作りに有塩バターは使える?無塩バターとの違いまとめ
お菓子作りに有塩バターを使うことはできます。
- 有塩バターでもお菓子作りはできる
- ただし、レシピ通りに作るなら食塩不使用バターがおすすめ
- 有塩バターには100gあたり1.4〜1.6g前後の塩分が含まれる商品がある
- 有塩バターで代用する場合は、レシピの塩を減らす
- クッキーやマフィン、スコーンは有塩バターでも作りやすい
- パイ生地やバタークリームなどは食塩不使用バターの方が安心
- 食塩不使用バターは料理にも使える
- バターは空気・光・においを避け、10℃以下で保存する
- 長く保存したい場合は小分け冷凍が便利
家に有塩バターしかないときでも、家庭で楽しむお菓子なら代用できることが多いです。
ただし、塩味を出したくないお菓子や、レシピ通りの仕上がりを目指したい場合は、食塩不使用バターを使う方が失敗しにくくなります。

まずは作るお菓子に合わせて、有塩バターで代用するか、食塩不使用バターを用意するかを選んでみてください。





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